プライバシーポリシー
画像は学習に使われるのか
ChatGPT個人向けプランにアップロードした画像は、他のチャット内容と同様に「Content」として扱われ、モデルの改善・トレーニングに利用され得ます。画像専用の別ルールはありません。
オプトイン方式か、オプトアウト方式か
個人向けプランでは学習利用がデフォルトで有効(オン)になっており、ユーザーが明示的にオフにしない限り学習対象になる、オプトアウト方式です。法人向けプラン(Team・Enterprise)およびAPIでは、デフォルトで学習に利用されません。
オプトアウトの方法・注意点
- 設定(Settings)→ データコントロール(Data Controls)→「Improve the model for everyone」をオフにする
- プライバシーポータル(privacy.openai.com)から「Do not train on my content」を選択することも可能
- オプトアウトは今後の新規チャット・画像にのみ適用され、過去にすでに学習に使われたデータは遡って除外されない
- Temporary Chat(一時チャット)は、履歴に残らず学習にも使われない。ただしモデレーション目的等で最大30日程度データが保持される場合がある
ChatGPT Enterprise(詳細)
デフォルトでは、組織の入力・出力ともにモデル学習に一切使用されません。組織側が明示的にオプトイン(APIのフィードバック機能経由など)した場合のみ学習に利用されます。ワークスペース管理者がデータ保持期間を管理でき、削除会話は原則30日以内に削除。認可された従業員のアクセスはインシデント対応・本人許可のある復旧・法令対応に限定。SOC 2 Type 2監査済み、AES-256/TLS1.2+暗号化、DPA締結によるGDPR対応も可能です。
商用利用条件
生成画像の権利は誰に帰属するか
ユーザーが入力した内容についてはユーザー自身が権利を保持し、生成された出力についてもOpenAIが持ちうる権利をすべてユーザーに譲渡すると定められています(「if any」の留保付き)。他ユーザーが受け取る類似出力(Third Party Output)は権利譲渡の対象外です。
商用利用は認められているか
利用規約上、生成画像の商用利用を一律に禁じる条項はありません。Usage Policies・Service Termsを遵守する限り、商用目的での利用・販売・広告利用・製品への組み込みが可能です。
遵守すべき主な条件(Usage Policies / Service Terms)
- 第三者の知的財産権を侵害する内容を作成・利用しないこと
- 本人の同意なく、実在の人物の容姿を本人であるかのように誤認させる形で再現しないこと
- 児童の安全を脅かす性的・暴力的コンテンツを一切作成しないこと
- 詐欺・なりすまし・欺瞞目的のコンテンツに使わないこと
- 政治キャンペーンやロビー活動、選挙妨害等を目的とした利用をしないこと
Visual Capabilities(画像・動画入力)については、個人の特定・私的情報取得を目的とした利用、本人同意のない容姿再現利用が明確に禁止されています。
Copyright Shield(著作権保護プログラム)
ChatGPT EnterpriseおよびAPIの顧客を対象に、生成した出力の利用・配布が第三者の知的財産権を侵害しているとして訴えられた場合、OpenAIが顧客の防御を行い、認められた和解金・損害賠償を負担する補償制度です。無料版・Plus版などの個人向けプランには提供されません。
実務上の注意点
- 生成画像に実在の人物・著名キャラクター・ロゴが含まれていないか公開前に確認する
- 著作権登録の可否は各国の著作権当局(日本は文化庁)の見解・運用に従う
AI生成の透かし(ウォーターマーク)表示
ChatGPT(DALL·E系・GPT Image系モデル)で生成した画像には、C2PA標準に基づくContent Credentials(来歴メタデータ)が付与されるほか、SynthID系の技術を用いた不可視のピクセル電子透かしも組み込まれているとする複数の第三者検証記事があります。両方の仕組みが揃っているため、メタデータを削除された場合でも、不可視透かしにより一定程度AI生成であることを検出できる設計です。ただし、いずれの仕組みも100%の検出を保証するものではありません。
参考リンク(情報ソース)